SUS630-H900材の精密な複合機械加工

SUS630-H900材の精密な複合機械加工
  • 材 質:

    SUS630-H900

  • サイズ:

    5x5x32mm

  • 精 度:

    ±0.01

  • 個 数:

    2個

  • 納 期:

    10日

ポイント

  • 材質SUS630-H900 切削加工
  • マシニング、複合旋盤、ワイヤーの複合加工
  • 幅0.4mm、長さ20mmのスリット
  • 公差±0.01の高精度加工

内容

今回ご紹介する事例の材質は【SUS630-H900】です。
HRC42程度と硬度が高いため、工具の摩耗が激しくなり嫌厭されがちな材質です。

SUS630は加工後に熱処理をすることも可能ですが、熱の影響で多少なりとも寸法の変化がおきてしまいます。今回の製品は、公差を考慮すると、析出硬化(時効硬化)処理済みの材料への切削加工が必須の加工条件でした。

複合旋盤加工とマシニング加工のどちらか片方だけでは完成させることが難しい形状のうえに、厳しい公差が指定された、非常に難易度の高い製品です。
緻密な工程設計と熟練の技術で完成させた珠玉の逸品です。

この製品の形を作りつつ、厳しい公差をクリアするために、複雑な工程設計をしています。
当社では【複合旋盤】【高精度マシニングセンター】【ワイヤー放電】と工程を分けることで懸念事項をクリアしました。

拡大写真のスリットは幅0.4mm長さ20mmで切削しています。
小径の刃物で切削するとビレが発生しやすく、仕上がりが不安定です。
この部分には高精度マシニングセンターを使用することで、キレイな製品に仕上げました。

切欠き幅には±0.01の公差があります。板厚が薄く非常に変形しやすい形状だったため、加工の順番を工夫し工程を分けて高精度に仕上げています。

担当者のコメント

工程設計からかなり悩みました。
複合旋盤やマシニングセンターだけでは加工できない箇所が多くあったので、工程を分ける必要がありました。どの機械がどこまで加工するかによって、チャッキングの仕方も変わってきます。厳しい公差をクリアするために…と工程設計したことが一番のポイントとなりました。
普段から難形状、難削材に積極的に取り組んでいる当社だからこそできた加工です。
高精度且つ複雑な加工でお困りでしたら、ぜひ当社へご相談ください。

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