仕上り寸法10mmの中に22回の連続曲げ加工、型の設計から製作まで

仕上り寸法10mmの中に22回の連続曲げ加工、型の設計から製作まで
  • 材 質:

    C5210

  • 板 厚:

    0.1mm

  • サイズ:

    10×3×2mm

  • 精 度:

    ±0.03

  • 個 数:

    30個

  • 納 期:

    10日

ポイント

  • 小さくて複雑な曲げ
  • 曲げ回数22回の連続曲げ加工
  • 曲げ寸法公差±0.03
  • 社内製作型を7セット製作

内容

板厚が0.1mmで、連続した曲げ加工を含む製品の加工事例です。
複雑な形状のため、3次元のモデルから展開し、ブランク形状と曲げ順を確認しながら設計をしています。

製品仕上り寸法10mm程の中に曲げが22回あり、曲げの寸法公差は±0.03mmと厳しい指示の製品でした。
連続した曲げは、曲げ幅が0.67mmしかなく、狭い幅で曲げていくため、通常の曲げ型で曲げると途中で周囲にぶつかってしまいます。
周囲の干渉を防ぐための、逃がしを考慮した型を設計製作して加工しています。

また、板厚が0.1 mmと薄く、さらに材料にバネ性がある為、曲げる際のスプリングバック量が安定しません。金型設計の段階からスプリングバック量を考慮する必要があり、テスト加工と調整を繰り返しながら金型設計を行いました。
曲げ高さが異なる箇所が多かったため、専用の曲げ金型を全部で7セット製作し加工しています。

サイズが小さい上に曲げ回数が多く、作業内容を肉眼で確認するのが難しい製品でしたが、全て手作業で加工を行い、完成させました。

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手作業で一箇所ずつ曲げていきました。
ブランクの形状も複雑で、曲げ順を工夫して加工しました。

担当者のコメント

今回の製品のように、複雑な形状の製品の試作段階で順送型を製作すると、コストがかかります。そのため、一般的に試作の場合は、単発の簡易金型を用いて加工をします。

当社では、試作品のご依頼を数多くいただいており、製品専用の簡易金型を社内で製作しています。
板金工場と機械工場が隣接している為、短期間での金型製作が可能であり、コストを抑えられるだけではなく、納期の短縮にも繋がります。

試作品以外でも、小ロットの製品であれば対応可能ですので、是非一度、ご相談ください。

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