12連くし歯形状の電子部品、工法転換で高精度スピード加工を実現

12連くし歯形状の電子部品、工法転換で高精度スピード加工を実現
  • 材 質:

    C7025(コルソン系合金)

  • 板 厚:

    0.15mm

  • サイズ:

    12×10mm

  • 精 度:

    ±0.02

  • 個 数:

    100個

  • 納 期:

    10日

ポイント

  • ±0.02の高精度加工
  • コルソン合金のレーザー加工
  • 12連のくし歯形状
  • 長さの違う先端のつぶし加工

内容

くし歯形状の電子部品の加工事例をご紹介します。
この製品は、幅0.28mmの端子が12本連なっており、長さが違っています。
端子同士の隙間は狭い所で0.16mmと密接しているだけでなく、±0.02という厳しい公差もありました。当初お客様はワイヤー加工を想定されておりましたが、レーザーでの加工をご提案させていただきました。 先端にはC面の指示がありましたが、形状にあわせた型を社内で製作し、潰しでC面加工を行っています。

今回の製品に使用されているコルソン系の合金は、強度、電気伝導度が高く、曲げ加工性に優れており、電子機器のコネクター端子などによく用いられている材料です。
このコルソン合金は、レーザー加工時にバリが出やすく、加工の難易度が高い材料です。
当社では、他にもコルソン合金を使用した製品を数多く手掛けております。

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端子は1本幅0.28mm×長さ6mmと細長く、12本連なって密接しています。隣の端子との距離は0.22~0.16mmと狭く、ワイヤー放電加工での切断は不可能でした。当社では、ファイバーレーザーで加工することで、細部まで綺麗に仕上げています。
恒温工場内での高精度加工により、要求公差±0.02も満足しております。

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先端は左図のように長さが違うもの連なっており、C面取りの指示がありました。

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C面取りは社内で簡易型を製作して潰し加工を施しています。
板厚0.15mmに対して0.2×0.07mmと小さいため、型の精度も要求されます。
この型は高精度マシニングセンターで削っています。

担当者のコメント

銅などの高反射材では、見積り時にお客様がワイヤー加工を想定されているケースがよくあります。当社では基本的に銅板や純アルミ等の高反射材の製品ブランクでもレーザーで加工を行っております。

ワイヤー加工でも製作可能な場合も多いですが、レーザーでのスピーディーな加工により、スムーズに次の工程に進むことができるため、納期の短縮とコストダウンが実現できます。
板厚と形状にもよりますが、±0.02以下の公差にも対応可能ですので、是非ご相談ください。

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