アルミ(A5056)の板厚0.5mmの複合旋盤加工、小ロットに対応

アルミ(A5056)の板厚0.5mmの複合旋盤加工、小ロットに対応
  • 材 質:

    A5056

  • サイズ:

    φ56×10mm

  • 精 度:

    ±0.1、H7公差

  • 個 数:

    3個

  • 納 期:

    7日

ポイント

  • 複合旋盤加工で工程集約
  • 小ロットの加工依頼
  • H7嵌め合い公差穴
  • t0.5mmの薄肉加工

内容

今回は、A5056の複合旋盤の加工事例をご紹介します。
この製品は、定期的に継続してご注文を頂いており、毎度小ロットでご依頼を頂きます。

形状は丸ですが、切欠きとタップの加工があるため、旋削のみでは仕上げることができません。一般的にこのような製品は、旋盤で加工をした後にフライス加工を行いますが、加工する場所によっては専用治具の製作が必要になる場合もあります。

当社では、複合旋盤加工機で加工を行っています。
複合旋盤は、旋削とミル加工がワンチャックで加工できるため、高精度な加工にも対応可能です。また、工程を集約することができるため、加工、段取り時間の短縮にも繋がります。

立ち上がりと底面が板厚0.5mmと薄いため、変形しやすい形状でした。
ミル加工と旋削を使い分けて、削り方にも工夫が必要です。

切欠き、異形穴があるため、旋削の他にフライス加工が必要となります。こちらは複合旋盤で加工をしております。
複合旋盤は、複数の要素をワンチャックで加工できるため、厳しい位置関係の公差にも対応可能です。

中心にはH7の公差穴が開いています。嵌め合い公差の指示がある製品も、日常的に対応しているため、問題なく加工できます。

担当者のコメント

当社は「短納期対応総合試作工場」として、加工依頼を1個から承っております。少量多品種のご依頼が多く、毎日新しい試作品の加工に挑戦しているため、個々の加工者には多くの経験・知識と技術があります。
さらに、複合旋盤だけでなく、マシニング、ワイヤー、フライスなど加工機が充実しており、様々な加工に対応できる体制を整えております。技術と加工機を駆使し、製品に最適な加工方法をご提案させていただきますので、是非当社へご相談ください。

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