社内製作型を活用して成形を含む曲げ加工品を短納期で完成

材 質:
SECC
板 厚:
1.0mm
サイズ:
30×260
精 度:
±0.2
個 数:
200個
納 期:
10日
ポイント
- レーザーパンチで外形とM3バーリングを同時加工
- 社内製作型で寸法公差±0.05の長穴加工
- 200個を10日で製作
内容
レーザーパンチ複合加工機を使用して、成形を含む曲げ加工品を短納期で製作した事例となります。
レーザーによるブランク加工と同時にバーリング加工をすることで位置関係を含む寸法精度が大幅に向上します。反り防止の特殊工程を経て、速やかに曲げ工程へ進むことができます。
長穴、丸穴は寸法公差「±0.05」となっており、レーザー加工や追い抜き加工(ニブリング)では精度の確保が困難でした。社内設備で専用の抜き型を製作し、リーマやフライス等の後工程を追加することなく、公差をクリアしております。
様々な工夫をすることで、成形を含んだ高い精度が求められる曲げ加工品200個を10日で完成させることができました。

M3バーリング

寸法公差「±0.05」の長穴と丸穴
(社内製作型で抜き加工)
当社の保有するトルンプ社製レーザーパンチでは外形レーザー、上向き・下向きバーリング、H9精度穴、ハーフピアス、C1面取り、タップ等の同時加工が可能です。自社内の機械加工部門でパンチ金型を製作できるので、OA機器のような複雑で高精度なケース部品でも短納期でお届けできます。(類似部品の事例)
ご希望の方には簡単な加工サンプルを送付致しますので、お気軽にお問合せください。