高反射材をレーザー切断、複雑形状の製品にも短納期対応
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材 質:
C1100
板 厚:
1.2mm
サイズ:
60×60mm
精 度:
±0.05
個 数:
100個
納 期:
5日(成形込み)
ポイント
- 高反射材の銅板をファイバーレーザーで切断
- 複雑形状の高速切断
- 銅は板厚0.1~4.0mmまで加工可能
内容
写真の製品は、ファイバーレーザー加工機で切断しています。
今まで使用していた炭酸ガス(CO2)レーザーでは、レーザーの光を反射してしまうため、銅や純アルミ等の高反射材は切断できませんでした。
そのため、金型を使用してパンチで加工するか、加工時間の掛かるワイヤーカットで切断をしなければなりませんでした。
当社が11月中旬に導入したファイバーレーザー加工機では、C1100やC1020、A1100等の高反射材の切断が可能です。
ワイヤーで切断していた複雑形状の高反射材も、レーザー加工で切断できるようになり、時間とコストを削減できるようになりました。
銅板は板厚0.1~4.0mmまで加工可能です。
以前に比べて切断スピードもあがり、より短納期での加工が可能となりました。

ファイバーレーザーで加工
左 : C1100 / 右 : C2680
現在保有している薄板専用のファイバーレーザーに加えて、板厚4.0mmまで切断可能なレーザーを導入したことで、高反射材の加工の幅が広がりました。
今回導入したファイバーレーザー加工機は非常に加工スピードが速く、炭酸ガスレーザーで加工していた時と比べると約3~5倍のスピードで切断できます。
また、ワイヤーカットでしか切断できなかった複雑形状の製品ブランクも、ファイバーレーザーで加工することで、低コスト、短納期での加工が可能になりました。
今回の製品はC1100ですが、他にもりん青銅や真鍮、純アルミ等も加工可能ですので、是非当社にご相談ください。