PEEK材の板厚0.3mm、小径プーリーを最新設備で加工

PEEK材の板厚0.3mm、小径プーリーを最新設備で加工
  • 材 質:

    PEEK

  • サイズ:

    Φ1.9×0.3mm

  • 精 度:

    ±0.005mm

  • 個 数:

    10個

  • 納 期:

    7日

ポイント

  • シャーペンの芯との比較
  • 外周溝加工
  • 外形にΦ0.2mm貫通穴

内容

PEEK材の板厚0.3mm小径プーリーの事例です。

外径Φ1.9内径Φ0.6板厚0.33mmという、非常に小さい製品を加工致しました。
この製品の外径にはR0.15の溝があり、板厚0.33mmに対し溝幅0.3mmという残り代の少ない形状になっています。さらに、溝を貫通するΦ0.2の小径穴も開いています。

丸物ですが、微細でクランプ等の工夫が必要になりますので、今回は高精度マシニングセンターで全加工を致しました。
高精度マシニングセンターではΦ0.05からの工具が使えるので、加工抵抗によるワークの浮きや倒れを最小限に抑える事ができます。

外径Φ0.2mm貫通穴

担当者のコメント

このような微細なプラスチック製品は、少しの寸法誤差やセットの誤差で全く形にならないと言う事があります。
掴み代が無いうえに、残り代もシビアですので高精度マシニングセンターが無ければ加工できなかった製品と言えます。

また、当社では高精度マシニングセンターを恒温室(23℃±0.5)に設置することにより、プラスチック製品の安定した加工を実現しています。

微細で難しい形状のプラスチック製品の加工について、「どのように加工するかわからない」「望む形状にならない」等でお困りでしたら、ぜひご相談ください。

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